夢も希望もあるのだが

タイトル通り、夢も希望もあるけど無味乾燥な日々を淡々と生きようとするブログです。

四半世紀以上生きてきてようやく自分のラーメンを好みを把握したのだが

 最近、自分が味噌ラーメン好きだと気づいた。今までラーメンを外食にせよ内食にせよ食べてきたわけだが、サッポロ一番の塩ラーメンが好きだな以外はそれほど明確な好みはなかった。どのカップラーメンを買うかは自分に選択権がなかったし、一人暮らしをしていたときはとにかく安いラーメンを買う以外の選択肢はなかった。また、外食で行くときは健康を気にして意識的にラーメンを食べに行くということもなかった。結果、「脂っこいが美味いもの」というくらいの理解にとどまっていた。

 

 しかし、近所のモールにラーメン街的なものを発見したことをきっかけに、週に1度くらいの頻度でラーメンを食べるようになった。健康的には絶対良くないのだが、せっかく持った興味を健康を理由に無駄にしたくなかったので、それらのバランスを取る意味を込めて週一くらいの頻度でちまちま通ったわけである。

 

 わかったこととして、店によって味が違うが、それよりもやはり同じ種類(みそ、しお、しょうゆ、とんこつ)かどうかの方が味の違いが大きい(という当たり前の)ことだった。カップや袋のラーメンは別として、外食のラーメンという意味では自分の好みはみそ>とんこつ>しょうゆ>しお>つけ麺>油そばくらいの感じで、その中で店ごとの好き嫌いの順序があるような気がする。もちろん一定以上のクオリティのラーメン屋という条件はつくが、例えばトップ帯の醤油ラーメンが味噌ラーメンのリーグの中堅どころと勝負しても(あくまで自分の中のランキングとしては)勝てないように思う。

 

 しかし、そんな気付きを得たのもつかの間、今度は近所に味噌ラーメン屋がそれほどないということに思い至った。もちろん複数の味のスープを提供するチェーン的な店はあるが、そういうところよりもやはり一種類でこだわったラーメン屋に行きたいという気持ちが強い。しかし、味噌ラーメン屋の候補がいくつかしかないおかげで、今日はここのラーメン屋、明日は向こうのラーメン屋というようにはしごする自体は避けられているので、これはこれで怪我の功名のような気もする。北海道あたりに旅行に行くと大変なことになるのかもしれない。

 

 こんな感想、本当のラーメン好きに言わせればまだまだ浅い理解なのだろうが、少なくとも自分の中での理解が深まったので良かった。今度はパスタ屋とかでもやるべきなのかもしれない。というかやってみたい。